2021-03-22 第204回国会 参議院 環境委員会 第3号
そして、この指定管理鳥獣としてニホンジカやイノシシの捕獲には国からも支援があるわけですが、一方、特別天然記念物であるカモシカ、これは、原則捕獲そのものが禁止をされています。
そして、この指定管理鳥獣としてニホンジカやイノシシの捕獲には国からも支援があるわけですが、一方、特別天然記念物であるカモシカ、これは、原則捕獲そのものが禁止をされています。
特別天然記念物であるコウノトリの飼育につきましては、東日本では平成二十四年に千葉県野田市において飼育が開始され、平成二十七年以降十一羽の個体が放鳥されていますが、これまでに東日本の野外における産卵、巣立ちは確認されておりません。 コウノトリは、かつては全国各地で見られた鳥であり、東日本においても繁殖などが順調に進むことが望ましいと考えております。
地元からは、屋久杉同様に国指定特別天然記念物にしてほしいというふうな要望があります。突然の質問で御用意がないかと思いますけれども、こういった杉、サンゴ礁、SDGsの十四番目に挙げられている海洋資源の保全、そういったものに大変関連してくるものだと思います。
石垣島への自衛隊配備についてでありますが、防衛省が三月、造成工事に着手した平得大俣地区で、国の特別天然記念物のカンムリワシの営巣活動が確認をされました。 防衛省は当初、昨年十二月からことしの三月までに行った調査で、他の雄を追い払ったり、あるいは林の特定の場所に出入りするなどの営巣活動、これが確認されなかったことから、営巣木はない、このように判断し、工事を着手いたしました。
現在、国の文化財指定制度には二段階区分が四つありまして、有形文化財で、国宝と重要文化財、記念物で、特別史跡と史跡、特別名勝と名勝、特別天然記念物と天然記念物という区分になっております。お気付きかと思いますが、他の三セットとは違い、国宝と重要文化財は互いの名称につながりがなく、国宝が重要文化財の上位概念であるというふうなことは、日本人でも知らない方が多いのではないでしょうか。
○伊波洋一君 このやんばるの豊かな自然には、国の特別天然記念物に指定された、絶滅危惧種にも指定されておりますノグチゲラ等が生息しております。IUCNのレッドリストにおいて、絶滅の主要な脅威として米海兵隊北部訓練場の六つの新たなヘリパッドの建設が記されております。 ノグチゲラに関するIUCNレッドリストの記載について、環境省の認識、取組はどんなものでしょうか。
お手元に提示の、防衛省による北部訓練場の平成十七年自主アセスや平成二十八年七月の環境影響評価検討図書では、建設予定地、特にG地区には、絶滅危惧種であり国指定の特別天然記念物であるノグチゲラの生息場所が多数確認されており、生息状況がプロットしてある地図も添付されています。 環境省は墨塗りなしの資料を防衛省から入手しているはずです。
中でもG地区は六十一か所、N1は二十二か所、N4は十七か所、Hは十六か所と、特にG地区は特別天然記念物ノグチゲラの重要な生息地です。しかし、米軍はそこを「必ず必要との強い要望」をしたと、このようにアセスは書いて、そしてそのとおり選定をいたしました。 まさにそれは、JEGSに書かれている生息地保護、米軍に課されている義務や、あるいは二〇〇〇年九月の共同発表に反しているのではないでしょうか。
○伊波洋一君 この五地区七か所の候補地については、いわゆる過年度調査では、動植物の種類、種数、それから希少な動植物の種数、やんばる固有の種数とともに、G地区には多くの希少種が生息し、選定の基本方針である「ノグチゲラなどの特に注目すべき種の重要な生息地の保全に最大限配慮を行う」ということにも反して、この特別天然記念物ノグチゲラがとりわけ多いところが選定されています。
防衛省の〇七年の北部訓練場自主アセス、一二年の辺野古アセスでは、北部訓練場やんばるの森は特別天然記念物ノグチゲラの生息域であり、辺野古、大浦湾は天然記念物ジュゴンの生息域であることが確認されています。北部訓練場、高江オスプレイパッド建設工事や運用実態、辺野古の建設工事の実態を見ても、希少種の生息域の環境が著しく破壊されています。
○塩川委員 文化財保護法で特別天然記念物の指定というのは非常にインパクトがありますから、その重要性というのを多くの方が認識する上でも、こういったそれぞれの法律に基づく保護措置というのが役割を果たしているとは思います。
高江では、二〇〇七年に防衛局の環境アセスによって、沖縄県の鳥であり国指定の特別天然記念物である絶滅危惧種ノグチゲラの生息が確認されていたにもかかわらず、現地米軍の要求に応える形で、オスプレイパッド建設予定地がノグチゲラや多くの希少種の生息地に選定され、工事が強行されてきました。
映像開始から二十八秒後に、一番ノグチゲラの姿がわかるようにとめてスクリーンショットで写真に撮ったものですが、実はこの写真と同じような写真が先日沖縄タイムスに、「東村高江の森で二十八日午前、国の特別天然記念物ノグチゲラが巣作りをしている様子が確認された。」という報道が沖縄タイムスに載っています。
種の保存法に指定された絶滅危惧種であり、文化財保護法によって保護されるべき国指定の特別天然記念物であるノグチゲラについて、環境省や文化庁は、個体としての保護が法律上求められているだけで、個体を直接殺すわけではないので生息域の破壊は止められない、問題にできないと言っています。
○伊波洋一君 特別天然記念物を保護するという文化庁がモニタリング調査を評価する視点というのはどのようなものでしょうか。 例えば、建設予定地のそれぞれのノグチゲラの個体がどのような影響を受けていたのか、あるいは個体の総数が増えたのか減ったのか、モニタリング調査で明らかにすることができるでしょうか。
○伊波洋一君 前回確認したように、米軍オスプレイパッド建設等、オスプレイ訓練によって、沖縄県の調査で、個体数が三百二十羽から三百九十羽と言われる特別天然記念物ノグチゲラが少なくとも五羽、バードストライクで死亡しています。
有形文化財については国宝と重要文化財、記念物については特別史跡と史跡、特別名勝と名勝、特別天然記念物と天然記念物、こういった区分がございますが、これらは終戦後、昭和二十五年の文化財保護法の改正で導入された区分であり、ランク分けによって希少価値を高めよう、こういったやり方だと思いますが、残念ながらこれは、どちらかというと、よらしむべからず、知らしむべからずとも言える、戦後の文化行政の言わば典型例になっているんじゃないかと
オスプレイ予定地には、沖縄の県鳥であり、JEGSの方でも絶滅危惧種として指定されている国の特別天然記念物ノグチゲラが生息しています。特にG、H地区には二十七か所のノグチゲラの営巣木があり、アセスで確認されています。ノグチゲラは沖縄本島のみに分布する一属一種の、この沖縄だけにしかないキツツキなんですね。
阿寒湖周辺の地権者の方が、大変大きな区域を持っておられるんですが、この方が大変熱心に森林を守り、そして、今、阿寒湖で特別天然記念物で大事に守っているマリモを守るために森も守っておられるわけでして、観光というよりもまず自然を守ることからスタートして、そしてそれを一体として資源として生かしていこうという思いを地域の方が持っておられるということが、今回改めて訪問することによって理解をすることができたのは、
本市独自の取組としては、国内で四か所しかない特別天然記念物のトキの分散飼育に取り組んでおります。現在、佐渡トキ保護センターから三ペアを借り受け、繁殖に取り組んでおりまして、成長したトキを佐渡に移送しております。出雲生まれのトキは繁殖成績が極めて良く、最近でも、出雲生まれのトキがペアとなって、野生下で第三世代が誕生したことが報道されました。